女性の薄毛治療には服用薬や塗り薬など、豊富な対策方法がありますが、
中でも今回ご紹介させて頂きたいのは「植毛」での治療です。
植毛治療には自毛植毛と人工毛植毛が存在します。
当ページでは女性の植毛治療に関する特徴や治療の流れなどをご案内させて頂きます。
「ヘアスタイルがなかなか決まらなくなってきた」、「最近、頭皮が透けて見える様になってきた」など、髪の美しさを維持する事は女性にとってかなり深刻なお悩みのひとつとなります。
「抜け毛」や「薄毛」は男性だけのお悩みというイメージを持たれがちですが、実際のところこれらの症状は女性にも多くみられます。
自毛植毛における薄毛治療は男女の性差に関係なくおこなえる施術であり、定着後も自然な仕上がりとなり美しい髪を取り戻せることに期待が持てます。
自毛植毛は毛根ごと移植する施術となるので髪はもちろん成長し続けます。
ご自身の髪が成長することになりますので、自然な仕上がりやボリューム感を得ることに期待できます。
さらに女性の自毛植毛は、男性の施術が比べて比較的リーズナブルな料金でご対応できるケースが多いです。
女性でよくみられる薄毛の症状は部分的な抜け毛というよりは、頭部全体に広がるケース(びまん性脱毛症)が多いといえます。
そのため植毛しなければならない株数が男性よりも少ない傾向にあります。
植毛手術の費用は株数によって計算されますので、男性の自毛植毛の場合と比較すると低い価格に抑えられることが多いです。
自毛植毛のメリットは拒絶反応などのリスクが非常に少ないことです。
異物となる合成繊維の人工毛を植毛する訳ではなく、ご自身の髪の毛を移植する為、頭皮に与える影響が少なく拒絶反応が起きる可能性は低いと考えられます。
また定期的なメンテナンスが必要ない事も自毛植毛のメリットと言えます。
人工毛植毛ですと少しずつ抜けてしまうため、施術後も年に何度かそれらを補修するための施術が必要となってきます。
自毛植毛の施術では、一旦、頭皮に定着してしまえば自分の髪が自然に伸び続け、寿命が来て抜け落ちてしまっても生え変わり続ける為、継続的なメンテナンスは必要ありません。
自然な仕上がりとボリューム感に期待が持てますので、いろいろなヘアスタイルをお楽しみいただくことが出来ます。
逆にデメリットには、施術後に自分の髪の毛が伸びてくるまで根気よく待つ必要がある為、「髪が戻ってきた」という喜びを実感できるまで時間がかかることがあげられます。
もとの髪の長さにもよりますが、完全に生え揃うまでには半年以上はかかります。
更に施術範囲や株数によりますが、人工毛植毛よりも自毛植毛の施術の方が施術費用が高くなってしまうのもデメリットのひとつです。
植毛手術は保険適用外の薄毛治療となる為、医療機関によって設定費用が異なります。